朝4時半、といっても日の出が遅いフランスはまだまだ夜中。
突然犬達が吠えました。
下痢になってトイレに行きたくなったのかと思い、庭を開けようと一階に降りていった。
すると犬達は庭の方へ行かず、通りに面しているドアに向かい臭いをかいでいる。
外の、鍵のかかっていない小さな外門を開けて誰か入って来た。
内側の、すりガラスの入った私の目の前のドアのところで、吐き出したよ~!!!
昨日と今日は町のお祭りで、夜中までビアガーデンや、コンサートで賑わっていたから、酔っ払いが入って来た様子!
どうして他所んちに入ってくるのよ!
道路わきでやってよー!
ロメオとジュリエットは私が来て安心したのかもう吠えないし!!!ちょっと、誰か怪しい人がドア越しにいるんだから、もっと吠えてよーーー!!!追い払ってくれなくちゃ、ダメじゃん!!!
急いで寝ている夫を起こしに行く(妻が怖い思いしているのに呑気に寝てるよ!)。
夫が窓から階下の酔っ払いに声をかける。
「そこで何しているんだ。」
「すぐ、すむから。」
「こんなところでされたら、困るよ。」
「終ったら、ちゃんと掃除するから。」
「本当だな?ちゃんと片付けてくれよ。」
「約束する。片付ける。放っておいてくれたら、すぐ済ますことが出来るから。」
「わかった。じゃあよろしく。」
嫌だよ~、酔っ払いがどうやって掃除するのよ~、そんなことで納得しないでよ~!!!
結局、その酔っ払いの人は本当に片付けたらしく、後で確認したら汚れていなかった。脇にあった下水の蓋をあけて中に片付けたらしい。
消毒剤を使って夫に掃除してもらったけれど・・・。
良かった、強盗殺人半じゃなくって。
月曜日になったら外の門にも鍵を付けることにする。
ロメオとジュリエットはあんまりあてにならないし!